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【両手バック・低い打点の打ち方】上手くなるコツその6【テニス】

こんな人向けの記事です

・両手バックの打ち方が知りたい!
・バックをキレイに打ちたい!
・バックがもっと上手くなりたい!

あなたが得られるモノ

① 両手バックの基本がわかる
② 勝つための両手バックが打てるようになる
③ バックの安定感がグンとあがる
④ バックを上手く強くできる
⑤ バックのコツを知り、習得できる
⑥ バックの打ち合いで負けなくなる
⑦ バックからの展開で攻めることができるようになる

⑧ 本当の両手バックの知識を得られる

ぐっど
ぐっど

こんにちは!ぐっど(@good__tennis)です!

『ぐっど』とは何者?

①はじめての教え子はプロ選手に。
②プロ選手の復調を複数人指導した経験あり、得意。
③本戦選手を多数育成。
④小学高学年から、コーチングをする。
⑤選手のメンタル強化も得意。
⑥公立の外部コーチの経験あり。
⑦プロ選手専属のストリンガーの経験あり。

今回は、「両手バック」をシリーズで徹底的に解説します!


両手バックの打ち方を分解して詳しく解説、強くなるための両手バックをすべて解説!


「テクニック」は頭を納得させ、「基本」は心を納得させる。

テクニックは大切ですが、もっと大切なのは基本です。
基本を習得すると、テクニック(応用)はむずかしくありません。



基本ができれば、すぐに勝てるようになります。私は実際に教え実績もあるので確信があります。



今回は、『両手バックその6・低い打点の打ち方』についてです。



「両手バックその1・テイクバック」「両手バックその2・インパクトまで」「両手バックその3・インパクト」を読んでいない方は、先にご覧になることをおすすめします!基礎をすべて解説しています!
リンクを張っておきますので、ぜひご覧くださいね!

テイクバックの位置

ぐっど
ぐっど

では、「打点に合わせる」から、みていきましょう!

打点に合わせる

低い打点のテイクバックの位置は、打点の高さに合わせて低い位置にします。
スムーズにラケットを振り、最大限遠心力を利用するためです。


低い位置にテイクバックをするのに、腕だけ下げるのでは、最大限の遠心力を作り出せません。


では、どのように低い打点にテイクバックするのか、次に解説します!

ぐっど
ぐっど

テイクバックは打点の高さに合わせるのが基本です!

腰を落とす

低くテイクバックするときは、膝を曲げて充分腰を落とします。
腕だけでテイクバックの位置を下げてしまうと、テイクバックが小さくなり遠心力を充分に作り出せないからです。


つまり、通常の基本のテイクバックの腕の使い方と変わりありません。
変わるのは、どれくらい膝を曲げて腰を落とすか、だけです。


注意点としては、腰は曲げずに、落とすところ。
腰砕け・腰抜け状態になると、パワーがボールに伝わらないからです。



腰は決して、曲げたり折れたりせずにどっしり落とし、膝で調整してくださいね!



基本がわかっていると、低い打点も特別な意識などいりません。相手に攻めさせない・こちらが攻めるように打つこともできます。



では、どのように打つのかを、次に解説します!

ぐっど
ぐっど

基本の打ち方との違いは、腰を落として高さを調整するだけです!

腕・手首

ぐっど
ぐっど

次は、「前に振る」を、みていきましょう!

前に振る

低いボールの打ち方ですが、基本とまったく変わりません。
基本と同じように「前に振る」だけです。



腰を落としていますから、腰の高さのボールを打つのと変わりありません。


膝の高さのボールを打つ場合も、基本的に変わりません。
コツは、ネットを怖がったりして、上に振り上げないことです。


理由は、体のつくりにあります。
肩は、同体についていて腕を前に振ろうとすると、手は勝手に上がります。


つまり、手・グリップ・ラケットを、「前に振ろう」とするだけで、勝手にラケットは上に振ることできる。


もし、前に振っているのに、ラケットが立たず上に振れない場合は、基本の腕の振り方ができていないか打点が遅すぎます。


よく見かけるのは、打点が遅い選手です。
ほとんどの選手は、打点が極端に後ろです。つまり遅いです。


打点を前にして打つ練習は、必須です。動画や画像を見ながら、練習してみてください。
打点を前にするのも、対面で教えるとすぐにできるようになりますので、ぜひチャレンジしてくださいね!

ぐっど
ぐっど

前に振るだけで、低い打点でも鋭いボールを打てますね!

打点の位置

打点は、基本と同じように、「体に近くて前」です。
どれくらい前かというと、腕を前に伸ばして、肩の関節が前に伸びた位置。


つまり腕が伸び切ったさらに前です。この打点の位置では、ラケットが自然と立ち、ラケットヘッドが走ります。


ですので、自分の力を使わず、楽にボールにパワーを伝えることができます。
体の使い方を正しくしていれば、自分で力を入れて打つより何倍もの強いパワーをボールに伝えることが可能。


もし打点が体から少しでも離れたら、体の力学の「ことわり(力を出せるエリア)」からはずれてしまい、体から離れれば離れるほど、パワーをボールに伝えられなくなります。


体から離れてた場合でも、走りながら打つ場合は、体重を乗せられますので強いボールを打つことはできますが、今は、ランニングショットではないので解説をはぶきますね!


次は、ボールのとらえ方です。

ぐっど
ぐっど

低いボールでも、打点の位置は「体に近くて前」です!
基本とまったく考え方は変わりません!

ボールのとらえ方

ボールのとらえ方も基本と変わるところはありません。


変わるとすれば、ネットより低い打点で打つので、基本よりほんの少し上に打つように意識するぐらいですが、それでも上に打つ意識を持つほどではありません。


それぐらい簡単に打つことは可能です。


基本の両手バックでのボールのとらえ方を軽くおさらいすると、打ちたい方向に腕を伸ばし、ボールの内側をラケットヘッドを立て、とらえることです。


ポイントは、ボールの後ろ側ではなく、少し内側(自分からボールが見えている面)をとらえること。


飛んでいるボールを打つ競技では、キレイな上から下の回転よりも、斜めの回転(シュート回転)の方が強いボールを打ち返すことが可能だからです。


プロ選手のラリーでも、よくシュートがかかって飛んでいるボールを見ると思います。フェデラーなどはキレイなシュートで飛んでいます。


たまにカーブして飛んでいるボールも見ると思いますが、シュート回転のボールより遥かに威力の落ちたボールになっています。


ですので、ボールを打つときは、ボールの内側をとらえます。

ぐっど
ぐっど

低い打点での、ボールの内側を打ちます!
低すぎる打点は、物理的に無理ですので、その場合はボールの後ろや外側を打つことになります!

体の使い方

ぐっど
ぐっど

次は、「体重の乗せ方」を、みていきましょう!

体重の乗せ方

体の乗せ方も基本と同じです。


体が伸び上がらないように、太ももにテンションを感じつつ、体重を移動させながら打ちます。
伸び上がると、ボールにパワーを乗せていると錯覚しますが、乗っていません。


コツは、打点に体重移動すること。


まずはしっかり基本練習をしてから、いろいろな相手からのボールにも対応できるようにすることが上達の早道で、強くなるために必要です。

ぐっど
ぐっど

基本と同じで打点に体重を乗せます!

打点に向く

どんなショットでも基本は、打点におヘソを向けて打つこと。


日本人は、おヘソの前が一番パワーが乗るエリアだからです。
それは、重心がおヘソの下にあるため。


ですので、低い打点でも体を打点の方向にむけて打ったあとに、体が自然と回るように打ちます。


ここで注意なのは、「体が回転しようとする力」を①意識して作り出さないこと②意識して止めないことです。


「①意識して作り出さない」は、欧米選手にはよいのですが、日本人選手には逆にパワーロスになります。


「②意識して止めない」は、せっかく遠心力で作り出したパワーを体でとめることで、パワーロスするからです。


しかし、だいたいの選手は、体を過剰に回しすぎています。欧米選手の真似をしてる・教えられるのだと思いますが、絶対によくありません。何人ものジュニアが、この悪いスイングで上達しないのを見てきましたし、


そこを改善してあげたら、すぐに本戦に行った子も何人も見てきました。注意が必要なところです。

ぐっど
ぐっど

体の使い方は、体の力学を知らないと教えられません!
しっかり教えている人は、見たことがありません!

この体の使い方の実話を「まとめ」に書いておきますね!

まとめ【実話あり】

今回は、「両手バックのコツ・低い打点の打ち方」でした。
いかがだったでしょうか?


バックは、むずかしいとよく聞きますが、打つ機会がフォアにくらべて少ないのが原因の一つ。
しかし、バックは実は打ち方が決まっているので、簡単なショットの一つなんです!


ぜひ試してみてくださいね!



体(肩・腰)は意識して回さないの実話

体を回して打つと、ガシャったり・パワーがボールに乗らない・安定しない・アプローチが打てない…などなどの弊害が生じます。

先程も書きましたが、それだけで勝てる選手になることも多いです。

しかしここは、体を回せと言われる本場の野球での実話を紹介したいと思います。

野球では、「腰を回せ!」とうるさく言われます。

しかし、腰を回せと教えるコーチの9割9分が「ド素人」です。

私が野球を教えてもらった元プロ選手のコーチと、プロテストを合格したコーチは、絶対に腰を回せといいませんでした。

「腰は自然と回るもので、意識して回すと開いた状態になるから、腰を意識して回してはいけない」と、耳タコ状態でうるさく教えられました。

他のあらゆるコーチや本では、「腰を回して打て!」と教えていた全盛期。
しかし、腰を回して打つ選手の多くは打てませんでした。

そういう私の成績ですが、全大会31試合フル出場、一番バッターだったので「1打席目の出塁率9割以上、打率5割1分1厘、ホームラン王、得点王」さすがに一番バッターだったので打点王は無理でした。


ぐっどブログでは、「テクニック」と「基本」のどちらも解説して、「基本」があるから「テクニック」が活きることを解説しています。


内容は、怪我の治した方(体について)技術の基本とテクニック(技について)心を育てる(心について)の3つにカテゴリを分けて発信しています。

ぐっど
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すこしでも、皆さんのテニスライフと人生の役に立てたなら、これほど嬉しいものはありません。

もし、よろしかったら、感想や抱えている問題など、なんでも結構ですのでお問い合わせからご連絡くださいね!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!!