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【テニス肘】ケア方法と防ぐ方法【プロが教えるケア方法】

こんな人向けの記事です

・テニス肘、腱鞘炎を改善したい!
・テニス後のケア方法が知りたい!
・肘、手首に負担のない打ち方にしたい!

あなたが得られる未来

① テニス肘・腱鞘炎で悩まなくなる
テニス肘・腱鞘炎が楽になる
テニス肘・腱鞘炎になりにくい打ち方がわかる。
④ 怪我への不安が減る
⑤ おもいっきりテニスを楽しめる

ぐっど
ぐっど

こんにちは!ぐっど(@good__tennis)です!

『ぐっど』とは何者?

①はじめての教え子はプロ選手に。
②プロ選手の復調を複数人指導した経験あり、得意。
③本戦選手を多数育成。
④小学高学年から、コーチングをする。
⑤選手のメンタル強化も得意。
⑥公立の外部コーチの経験あり。
⑦プロ選手専属のストリンガーの経験あり。

私は、プロ選手とラリーしたとき、手首をやられるときがあります。
手首が拳一個分ぐらい腫れあがったり…。


テニス肘や手首の痛み(腱鞘炎)、本当にツラいですよね…。
紹介する方法、「簡単に誰でもできるケア方法」と「打ち方を少し改善する」だけで劇的によくなります。


早ければ一週間で、痛みが気にならない状態にするのも可能!


今回は、『テニス肘・手首の痛み(腱鞘炎)のケア方法』についてです。
私が、どのようにケアしているかについてお話ししていきます!

テニス肘・手首の痛み(腱鞘炎)とは

ぐっど
ぐっど

では、さっそく「テニス肘・手首の痛み(腱鞘炎)とは」をみていきましょう!

症状

物をつかんだり持ち上げる・タオルをしぼる動作をすると、肘の外側から手首・手の甲にかけて痛みが走ります。安静時には、痛みがない場合がほとんど。

ぐっど
ぐっど

この痛みが、耐えられないぐらい痛いんですよね!

原因

テニスをしてる方に症状が多いので、テニス肘と呼ばれています。腱鞘炎からテニス肘になることもあります。


原因に関しては、十分に解明されていないようです。


しかし、テニスでテニス肘や腱鞘炎になる原因は、経験則ですが分かっています。
詳しい説明は、「打ち方を直す簡単な方法(打ち方の基本)」のところで解説しています!

診断の仕方

どのような時に痛いかをテストします。


病院では、3つほどのテスト方法があるようですが、簡単に調べるには「中指伸展テスト」が良いと思います。


中指伸展テスト方法
①中指を伸ばした状態で、上から押さえます。
②肘を伸ばした状態で、上から中指を押さえられるのに抵抗します。
③肘に痛みがあると、テニス肘の可能性があります。

テクニックとしての治し方(一時的方法)

ぐっど
ぐっど

次に「テクニックとしてのケア方法(一時的方法)」をみていきましょう!

①テニスをしない

まず「テニスをしない」という方法です。
つまり、テニスを再開すると、また再発する可能性がある。


これでは、根本的な解決にはならないですよね!


自然に治癒させるというものですが、これでは納得ができません。

②動かなさい

次は、「動かさない」という方法。


これもテニスをしないのと同じですよね。
正直、話になりません。

③ストレッチをする

手首や腕・指のストレッチをこまめに行なう方法です。
私はあまりおすすめしません。


炎症をひどくする可能性があるからです。

④注射で治療する

注射で治療する方法です。
残念ですが、注射でよくなったと聞いたことがありません。


ずっと注射し続けるのかと、心配になった人も多いはずです。

⑤テニス肘バンドをつける

テニスバンドをして、負担を少なくする方法です。
負担を軽くする方法なので、ある程度効果が見込めますが、やっぱり根本的な解決にはなりません。

⑥湿布をはる

湿布をはる方法です。
今までの人生で湿布でよくなったと錯覚したことはあっても、実感として湿布で治ったという経験をしたことがありません。


皆さんは、湿布で治ったと確信を持って言える経験をしたことありますか?
治るなら、テニス肘も腱鞘炎も治してほしいですよね!

テクニックはいつも一時的

テニスの技術でも、何に関してもいえるのですが、テクニックは一時的なものである場合はほとんどです。
つまり、根本的な解決にはならない。


風邪をひいて薬を飲んでも、結局自己治癒力に頼っているのと同じです。
とすれば、その原因となるものを、根本的になくす必要があります。


たとえば、風邪をひいた原因が、寝るときに裸で寝ているからなら、パジャマや何かを着て寝ると、治せると同時に予防ができます。この予防が大切ですね!


テニス肘の原因がテニスにあるのなら、その原因を取り去る方法が一番良いとなります。
では、一番最適なケア方法と、一番の原因を取り去る方法を次に解説したいと思います。

ぐっど
ぐっど

今まで長い間、テニスコーチをしてきて、テクニック的な療法で治った人を聞いたことも見たこともありません…。

基本としてのケア方法(根本的方法)

ぐっど
ぐっど

次は、「基本としてのケア方法(根本的方法)」をみていきましょう!

時間があるかぎり冷やす

はじめにお断りしたくてはならないのは、私のケア方法の紹介ですので、この通り実践するかどうかは自己責任でお願いいたします。ただ、私は紹介する方法で完全によくなりましたし、生徒さんも全員よくなっています。


私がある程度長い期間教えている人は、そもそもテニス肘や腱鞘炎になりません。
そのショットの打ち方の基本も最後に紹介してします。


それでは紹介していきます。


「氷か保冷剤」で冷やす ➔ 休憩 を時間が許すかぎり繰り返します。
私個人としては、氷があれば氷が良いですが、保冷剤は手軽なので保冷剤で冷やしていました。

冷やし方は、冷たさに耐えきれなくなったり、感覚がなくなってきたら冷やすのをやめて、少し時間をあけます。そして、また冷やす。これを時間が許すかぎり繰り返します。

冷やす目安時間は、個人差がありますので、これと決められるものではありません。が、
参考の目安としては、15分〜20分間冷やして、15分間冷やすのをやめる(インターバルをあける)のを繰り返す。

一回冷やしたから、「ケアを行なった」ではなく、何度も何度もくり返して冷やします。
特に、お風呂あがりは、必ず冷やします。炎症を早くおさえたいからです。


つまり冷やす理由は、炎症をおさえ腫れをひかせたいからです。
風呂上がりは熱を持ちますから、冷ましたいからです。

一般的には、痛みの出始めには「冷やす」。慢性化した場合は「温める」と言われます。

これは、「痛み」が軽くなるという視点からのお話。
良くなるかどうかでは別の話です。

テニス肘や腱鞘炎の痛みがでるメカニズムを、専門の人から聞いて詳しく説明できますが、ここでは控えさせていただきます。


ずっと冷やし続けると言われても、氷も保冷剤も凍らせるのに時間がかかりますし、出掛けないといけない・家事・仕事などで冷やす時間がないときがありますよね?


そんなときは、次で紹介する方法を行なうと良いです!

ぐっど
ぐっど

やっぱり冷やすのは基本中の基本ですね!
問題は、なぜ冷すのか、どれくらい冷やすのかを意識することです!

冷やせないときは、タイガーバームが最適

外出や睡眠などの冷やせないときは、『タイガーバーム』が最適です。
いろいろなモノを試しましたが、タイガーバームが一番よかったです。

塗り方ですが、匂いが気になる人は苦手かもしれないのですが、大量に塗るのをおすすめします。
塗っている感覚がなくなったら、すぐに塗り直します。


つまり、ひんやり感がなくなったら、すぐに塗り直しです。
冷やせない間は、タイガーバームをできるだけ繰り返し塗っていきます。


寝ている間は、氷や保冷剤で冷やせないので、寝る前は必ずタイガーバームを塗って寝るようにします。


これを続けていけば、だいぶんよくなります。


しかし、根本的な問題であるテニスでテニス肘になる原因を直さなければ、ずっと続けていかなくてはならなくなりますよね!


次では、言葉で説明できるかぎり簡単な方法で、故障を防ぐ方法を解説いたします。

ぐっど
ぐっど

「冷やすこと」と「タイガーバーム」を使って、24時間ケアするとよくなってきます。
体に異変がある場合は、すぐにお医者さんに行ってくださいね。

今まで、この方法で問題がでたことはないですが!

打ち方を直す簡単な方法(打ち方の基本)

まずテニスでテニス肘や腱鞘炎になる原因は、ボールを打つときボールの勢いに体が負けて、腕や手首に負担がかかっている可能性があります。


腕や手首に負担をかけないように打ち方を矯正する必要があります。
打ち方を矯正できれば、根本的な解決になります。


テニス肘の状態でも、打ち方が基本通りであれば、痛みはほとんどありません。
この機会に、少し打ち方を見直してくださいね!


一番簡単な方法は、
①打つ瞬間、顔を「打点」に向ける。
②打った「あと」に、打った方向に顔を向けて、最終的に前を向く。


コツは、飛んでいくボールをなるべく目でおわないことで、打ったあとも少しの間、目を打点に残しておくようにようします。


なぜこの顔を打点に向けるだけで負担が減らせるかというと、「ボールに負ける状態」は打点と力点が合ってないのが原因で起こります。


力点とは、体の力がでるポイント(点)のことです。
基本の打ち方ができていると、打点と力点が一致します。


だから、体に負担がかからないわけです。
力点でボールを打てているかは、簡単に分かる方法があります。


ボールを打ったとき、ラケットとボールが当たった感覚(打った感覚)が少ないのが正しい感覚です。
ジャストヒットすると、ボールを打った感覚はほとんどなく、素振りに近い感覚でボールが打てます。


この素振りに近い感覚で打つというのが、正しい感覚なのですが、人によっては打った時の「ガツン」という腕に響く感覚が好き!という人がいます。


こういう人が、テニス肘になりやすい人です。


この「腕にガツンとくる感覚」をどうか好きにならないでください。
素振りの感覚でボールを打てるようになるのをおすすめします。



つまり、顔を打点に残す(打点に顔を向ける)と、それだけで打点に力点が作れるので、腕に負担をかけないようにできるわけです。


他にも基本としての打ち方、つまり打点と力点を合わせる方法があるのですが、文字では説明が長くなって意味がわからなくなりますので、もし知りたいという人がいましたら、お問い合わせからご連絡をいただけたら、対応方法を考えてみます!

打ち方の注意点

一般的にフォアを打つとき、「体をまわしてから打つ」と教えられます。
これを誤解して、「体を回したあとにボールを打つ」と理解すると、怪我のもとになります。


欧米選手に多い打ち方ですが、日本人で「体を回したあとに打つ」ことのできる選手はプロ選手でも稀です。


私が教えてきたプロ選手でも、たった1人しかいません。
日本のトッププロでも、体を回したあとに打てる選手は、ほとんどいません。


そして、体を回したあとに打つ選手は、だいたいテニス肘で苦しんでいます。


ではどうすれば良いかというと、
「体を回している最中に打つ」が正しい理解になります。


専門用語で、「体が開く」といいますが、体が開いた状態で打つと怪我をしますので注意が必要です。


細かい打ち方を文字だけで説明するのは限界がありますが、この「体を回している最中に打つ」ことを忘れないでくださいね!

ぐっど
ぐっど

根本的に解決させるポイントは、力点と打点をあわせることです!

まとめ

今回は、テニス肘のケア方法と防ぐ方法でした。
いかがだったでしょうか?


①冷やす&タイガーバームで、24時間ケアする。
②打ち方を正しくして、打点と力点を一致させる。


テニス肘がなかなな良くならない人は、試してくださいね!


ぐっどブログでは、「テクニック」と「基本」のどちらも解説して、「基本」があるから「テクニック」が活きてくることを解説していきます。


怪我の治した方(体について)・技術の基本とテクニック(技について)・心を育てる(心について)にカテゴリを分けて解説していきます。