・ミスが多い人
・ミスが怖い人
・よくミスをする人
① ミスを少なくすることができる
② 良いミスと悪いミスがわかる
③ ミスを怖がらなくなる
④ ミスに対する考え方がわかる
⑤ ラケットをしっかり振れる
⑥ ミスでの悪循環をとめられる
⑦ 入れにいくことがなくなる
⑧ 強くなれる
こんにちは！ぐっど（@good__tennis）です！
①はじめての教え子はプロ選手に。
②プロ選手の復調を複数人指導した経験あり、得意。
③本戦選手を多数育成。
④小学高学年から、コーチングをする。
⑤選手のメンタル強化も得意。
⑥公立の外部コーチの経験あり。
⑦プロ選手専属のストリンガーの経験あり。
⑧都道府県９位のジュニアを半年で関西ベスト８に育成など。
今回は、「強く振って入らない選手と入れにいく選手どっちがいい？」を解説します！
「まとめ」では、「ミスが怖くて打てずに予選一回戦も勝てなかった選手を本戦選手にした実話」を載せています。最後までご覧くださいね！
強く振って入らない選手の方が勝てるようになる
ではさっそく「しっかりラケットを振るのは絶対条件」を、みていきましょう！
しっかりラケットを振るのは絶対条件
上手くなるにも勝つためにも、ラケットをしっかり振れるのは絶対条件です。
とはいえ、力任せに振り回すとコントロールがつかないので、体全体の使い方・力の使い方などの『基本技術』を練習する必要があります。
ミスを怖がって、相手にコートにボールを入れにいくのは、絶対にしてはいけません。
勝てるようにならないからです。
理由は、打ったボールが死んでいるので相手に簡単に攻められてしまいます。
しっかりラケットを振って打ったボールは生きているので、相手も簡単には攻められません。
ミスを怖がって相手コートにボールを入れにいくのなら、しっかりラケットを振ってミスしている方がすぐに勝てるようになります。
理由は次でお話します！
打ったボールが死んでいるようでは試合には絶対に勝てません！
しっかりラケットを振ってミスしている方が何倍も良いです！
技術で必ず入るようになる
しっかりラケットを振った上でミスをする選手は、必ず基本技術を教えることでミスがなくなります。
すると、すぐに試合でも勝てるようになります。
しっかりラケットを振っている選手に技術を教えてできるようにさせるには、私にとってはものすごく簡単です。
ですので、ミスをどれだけしてもしっかりラケットを振って打つようにした方が良いです。
逆に相手コートにボールを入れにいく選手は、技術を教えてもなかなか勝てるようになりません。
心でびびってしまってボールを強く打てるまで時間がかかるからです。
もし強く振ってミスを連発して困っている選手は、後述しますがコーチを変えた方が絶対に良いです。
基本ができないだけです。
基本ができれば必ずミスは減り勝てるようになります！断言します！
そんな選手を何人も勝てるようにしてきました！
勝てる見込みがある！
以上のことから、ラケットを振りすぎてミスを連発するような選手の方が、ミスを怖がって入れにいく選手よりすぐに勝てるようになります。
ですので、絶対に強く打ってミスをしてる選手の方が良いです。
どうせ勝つためには、ラケットを強く振らないといけません。
強く振っても入るように技術を練習すればいいだけのことです。
私にとって、そんな選手を教えるのは簡単です。
一番やっかいなのは、そんな強く打ってミスをする選手に対して、『強く打つな』と教えるコーチの言葉が頭から離れずに、しっかり打つことに抵抗が出てしまっている選手。
このような選手は、できる限り早くしっかりとした技術を教えてもらえるコーチに変えるべきです。
でないと、いつまで経っても勝てません。
せっかく勝てる見込みがあるのに、もったいないです！
入れに行く選手は…
では次は「すぐ勝てなくなる」を、みていきましょう！
すぐ勝てなくなる
入れにいく選手は、小学４年生あたりまでは勝てるかもしれませんが、それ以上はまったく勝てなくなります。
相手がしっかり打てるようになる年齢になるからです。
もし入れにいくと、相手に簡単攻められてボールが拾えなくなり打ち返せないようになります。
そして今まで入れにいっていたので、ラケットをしっかり振れなくなっています。
これでは、もう勝てる見込みが一切なくなります。
後述しますが、俗に言われるシコラーと入れにいく選手とはまったくの別モノです。
入れにいく選手は、小学生の間にすぐに勝てなくなります。
これは非常に怖い悪循環になるので、すぐにやめないといけません！
相手に球出ししているのと同じ
入れにいく選手のボールは相手からすると、球出しのボールを打っているのと同じです。
どこへでも攻められます。
よくジュニア選手がコーチとラリーをするのを見かけますが、
実はコーチとのラリーも成長を大きく遅くします。
理由は、コーチの打つボールは相手を倒すため・ポイントを取るために打っていないので、死んだボールになるからです。球出しのボールを打っているのと変わりません。
選手同士が打ち合うボールは、やはり負けたくないので生きたボールになります。
生きたボールは、しっかり打たないと良いボールで返せません。
ですから、しっかり打てる選手同士で練習しないと意味がありません。
意味を広げると、単につなげるだけのラリーに上手くしたり強くしたりする効果はありません。
入れにいく行為は、様々な面で選手の成長をとめてしまいます。
何も良いことがありません！
シコラーと入れにいく選手は別モノ
シコラーとは、相手の攻めを守り切ってポイントを取るプレースタイルです。
とはいえ、どんなボールでも返せばいいというわけではありません。
相手に好きなように攻められると、返せないボールで攻めてきたり、そのあとにボレーで決められたりするからです。
シコラーであっても、しっかりボールが打てるのは絶対条件です。
さらに足が速く体力がある選手に向いているスタイル。
ミスを怖がってラケットをしっかり振れずに入れにいく選手とは根本的に違います。
シコラーであっても、ラケットをしっかり振って打たないと簡単に負けてしまいます！
怖くて振れなくなるのが一番よくない！
最後に「怖くて振れなくなるのが一番悪い！」を、みていきましょう！
明らかにコーチが悪い
ミスをするのは、技術不足だからです。
力の加減の問題ではありません。
技術があれば、力の加減も自然とできます。
意識的に力の入れぐらいをコントロールすることはめったにありません。
必要なときに必要な分だけの力を加えて打つのが自然です。
ミスを力加減で入れるように指導することは絶対にありません。
正確には、丁寧にしっかり振る練習をします。
逆に、力加減でミスを減らすようなアドバイスは、良いコーチは絶対にしません。
しっかり振ってもミスをしない技術を教えるのが良いコーチです。
良いコーチは、しっかりラケット振らせてもミスをしない技術を教えます！
体の使い方が大事
ミスが多いのは、ほぼ100％基本ができていないからです。
基本技術とは、体の自然な動きによってパワーを生み出す技術のこと。
体を不自然に動かすと怪我や故障にもなります。
なので、怪我や故障している選手が、良いコーチに基本技術を学ぶと怪我や故障を克服できて勝てるようになることが多いです。
体を不自然に使ったり、ボールを打つ基本を知らずに打っているとミスが多くなります。
やはり基本技術は、絶対に大切です！
ただ例外があります。
天才や才能が豊かな選手は、小手先のテクニックでミスを減らすことができます。
天才は基本技術を身につけていなくてもミスしません。
このような選手がたまにいるので、基本がないがしろにされがちになりますが、
このような選手が基本を身につけると格段に強くなります。
やはり基本は誰にとっても大事です！
ミスが怖くてラケットが振れなくなるのが一番よくない
何より一番いけない心の状態は、ミスが怖くてラケットをしっかり振れなくなることです。
テニス選手にとって一番最悪な状態。
このような選手は、一刻も早く正しい技術を練習しないと、悪い癖がついて修正するのが大変になります。
精神的にも自信がなくなり、テニスも楽しくないだろうと思います。
しかし、正しい技術を根気よく続けて身につけることで必ず克服できます。
克服するまで根気よくできるかどうか次第です。
良いコーチは、そのような状態の選手を何人も教えていますので、必ず克服の手伝いをしてくれます。
ミスが怖いのは、メンタルの問題よりも技術の問題の方が大きいです！
私は何人もそんな選手を強くしてきましたので断言できます！
まとめ【実話あり】
今回は、「強く振って入らない選手と入れにいく選手どっちがいい？」でした。
いかがだったでしょうか？
これからは私が長年研究して学んできた『心を育て養う方法』も紹介していきます。
テニスを通じて心を育て、健やかにたくましく成長してほしいと思います。
それがテニスを強くなるための要素でもあります。
皆さんがテニスを通じて、人生が豊かになるように願っています！
中学３年生の男子選手に、ミスが怖くてしっかり打てずに予選一回戦も勝てなかった子がいました。
その子は、一年後に本戦に上がりました。
お母さんにも大変喜んでいただけました。
その選手の良いところは、私の教えることをよく聞いてひたすら練習できるところ。
このような選手であれば、すぐに強くすることができます。
ただ、強くならない選手も当然いました。
強くならない選手の特徴は、昨日教えたことを今日はもう忘れているような選手です。
いくら正しい技術を教えても身につけようとする努力や勝ちたいという想いがない選手には、
何を教えても勝てません。
しかし、やる気がある選手であれば、必ず強くすることができます。
やる気とは、教えたことを身につけようと家に帰っても努力できる選手です。
小さい頃からスポーツを真剣にしてきた人にとっては当たり前のことですが、
勝てない選手は家に帰ってまったく努力をしません。
本気で勝ちたいという気持ちがないからです。
どれだけ上手くなくても勝てなくても、家に帰っても練習がない日でも努力できる選手は必ず強くすることができます。それだけは自信があります！
すこしでも、皆さんのテニスライフと人生の役に立てたなら、これほど嬉しいものはありません。
もし、よろしかったら、感想や抱えている問題など、なんでも結構ですのでお問い合わせからご連絡くださいね！
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます！！
