
・道具を大切にする意味があるの?と思っている人
・道具を何のために大切にするのか分からない人
・道具を大切にすることを教えたい人
① 道具を大切にする本当の理由がわかる
② 道具を大切にできるようになる
③ 子供たちに道具を大切にする理由を教えられる
④ 道具とは何かがわかる
⑤ 心を育てることができる
⑥ 精神を鍛えることができる
⑦ メンタルを強くできる
⑧ 心が育つ

こんにちは!ぐっど(@good__tennis)です!
①はじめての教え子はプロ選手に。
②プロ選手の復調を複数人指導した経験あり、得意。
③本戦選手を多数育成。
④小学高学年から、コーチングをする。
⑤選手のメンタル強化も得意。
⑥公立の外部コーチの経験あり。
⑦プロ選手専属のストリンガーの経験あり。
今回は、「道具を大切にする本当の理由」を解説します!
私は、小さい頃から、道具をものすごく大切にしていました。この道具を大切な本当の理由に気付いたのは、中学3年生の時でした。今でも、これが本当の理由だと確信があります。
「まとめ」では、「道具を大切にしなかったプロ選手の実話」と「道具を大切にしたある中学生の不思議な体験の実話」を載せています。最後までご覧くださいね!
一般的な理由8つ


ではさっそく「一般的な理由7つ」を、みていきましょう!
効率をあげるため
確かに、道具が汚れていたり壊れていたりすると、仕事の効率やテニスのパフォーマンスが落ちるものです。
そのため、道具を大切にすることの重要性は理解できます。
しかし、道具が汚れているなら拭けば済む話ですし、テニスラケットもいくら大切に扱っていても、折れることはあります。
また、ラリー中にラケットが折れていることに気づける人は、テニスコーチであっても少ないのではないでしょうか?
目に見えてラケットが折れていれば誰でもわかりますが、それが「道具を大切にする理由」になるかは、少し疑問に感じます。

効率を落とさない程度に、道具を手入れをすれば良いだけですね!
大切にする理由とまではいきません。
道具への敬意と感謝のため
道具に対する敬意や感謝の気持ちも、道具を大切にする理由の一つだと思います。
しかし、子どもに「道具に敬意や感謝を持って大切にしなさい」と話して、どれだけの子どもが納得できるでしょうか?
これは宗教的な話でもありますし、普段信仰心のない親が言っても、子どもは道具に敬意や感謝を持つ意味を理解できないかもしれません。
確かに、道具に対して「ありがとう」と思う気持ちは素晴らしいことです。
一緒に特定の目的のために頑張る存在ですから。
しかし、それは道具に限ったことではありません。あらゆるモノに対して感謝の気持ちを持つべきです。
モノを大切にすることと、道具を大切にすることでは、根本的に異なる意味があります。

感謝は、すべての「モノ」にするべきで、道具だからではありません!
道具を特別大切にすべき理由は、ほかにあります。
作った人への感謝のため
確かに、これも大切な考え方ですね。道具を作ってくれた人に感謝するのは素晴らしいことです。
しかし、誰に感謝するために道具を大切にするのでしょうか?
「作ってくれた人に感謝するために、道具を大切にする」という理屈が、私にはしっくりきません。
感謝するなら、それだけで良いはずです。この理由にも少し引っかかりを感じます。

作った人に感謝するために、道具を大切にするんですか?
自分のプレーにかける思いが強くなる
「自分のプレーにかける思いが強くなるから」という理由についてですが、
正直なところ、私はまったく理解できません。
道具を大切にしないとプレーに対する思いが強くならない選手が本当にいるのでしょうか?
道具を大切にすることで「プレーにかける思いが強くなりました」という選手を見たことも、聞いたこともありません。
勝ちたいと思う選手やテニスが好きなのであれば、プレーにかける思いは最初から強いのが当然だからです。

この理屈はまったくわかりません…
使い終わった道具を見ることで…
「使い終わった道具を見ることで、自分の欠点がわかるから、道具を大切にしないといけない」という人がいます。
武道家にはこの考えを持つ人が多いですね。確かに、これは理解できます。
たとえば、ラケットでも、ボールのフェルトがガットのフレーム近くに付いていれば、
「スイートスポットで打つ意識をもっと持たないとな」と気づくことができます。
でも、これって道具を大切にしなくても、見ればわかることですよね。
子どもから「そのためにわざわざ道具を大切にする意味は?」と聞かれたら、どう答えれば良いのでしょうか。
私には、どう答えていいかわかりません。

無理やりな理屈では、納得できませんね。
道具は体の一部だから
これは大切な視点ですね。
確かに、「道具」という言葉は「道を具(ぐ)するもの」、つまりテニスをするために必要なモノという意味です。
体の一部の「ように」扱わなければならないのは、ラケットがなければテニスができないのと、体の一部の「ように」扱えることが大切だからです。
しかし、それが「道具を大切にする理由」となるでしょうか?
ラケットが体の一部だと言われても、実際には違いますよね。
体の一部の「ように」扱えることが大切であって、ラケットそのものが体の一部というわけではありません。
「道具は体の一部だから大切にしないといけない」という理屈をよく考えてみると、少し無理があるように感じます。
体の一部だから、大切にするのではありません。

ラケットは、体の一部ですか?笑
目的を達成するために必要なモノだから
「目的を達成するために必要だから大切にする」のですか?
つまり、目的のために大切だということですね。
しかし、それは道具に限らず、すべてのモノに当てはまりますよね。
この的外れさがわかりますでしょうか?
モノは大切にしないといけませんが、モノを大切にする理由は、決して目的を達成するために必要だからという理由が一番の理由でありません。
たとえば、時計を大切にせず壊してしまうと時間がわからなくなる、というのも同じ理屈です。
では、時計が2つあれば1つ壊れても時間はわかるので、目的は達成できますね。
では、なぜ大切にする必要があるのでしょうか?
壊れたらまた買えば良い、という考え方もできるはずです。
この点から、この理屈に矛盾があることがわかりますね。

こんな理屈のために大切にするなんて悲しすぎます。
では、目的の達成に必要のなくなったモノは大切にしなくてもいいってことですね?
かっこいいから
こういう考えを持つ人も一定数います。
というか、ラケットを大切にする多くの一般的な人は、この理由からではないでしょうか?
しかし、その理由を子どもに説明できますか?
「かっこいいからラケットを大切にしなさい」と言えるでしょうか?(笑)
そうなると、「ではボールは大切にしなくて良いの?」ということになってしまいますよね。
実際、ラケットを異様に大切にする人が、ボールを平気で雑に扱っていることもよく見かけます。
道具を大切にする理由は、かっこいいとかかわいいという理由ではないはずです。

本当に残念な理由です。かっこいいから大切にするとか…。
わかりますけどね!笑
本当の理由


では次は「本当の理由」を、みていきましょう!
道具を大切にする選手は実力を出せる
道具を大切にすると、まずはじめに気がつくのは、試合で緊張が減るということ。
多くの道具を大切にしない選手は、
試合前、ラケットを持ったときに緊張をしだすものです。
しかし、道具を大切にし、道具とともに生きている人にとって道具は親友と同じ。
試合前にラケットを持った瞬間、自然と心が落ち着いてきます。
そこまで道具を大切にしてこそ、自分と道具が一体となりだした証拠です。
さらにさらに、道具を大切にすると、道具が自分を助けてくれる場面が多く現れます。
どんな時に、道具が助けてくれるのか…選手一人ひとり実感してみてください。
これは、不思議な話ではありません。ちゃんとした裏付けがあることです。

道具を大切にしない選手が、実力を出し切ったところを見たことがありません!
道具を大切にするとは?
道具を大切にするとは、道具を綺麗にしたり、ガットやグリップを点検することを通じて、自分を見つめ直すことです。
道具を丁寧に扱うだけが大切にすることではなく、それだけで道具を大切にしているとは言えません。
ただモノを大切にしているだけになってしまいます。
道具の手入れをしながら、これまでのプレーや改善点、注意点を考える。
そうすることで、自分の上達にもつながっていきますし、道具をより深く理解することにもつながっていきます。

道具を大切にするレベルがあがってくると、さらにもっと高い次元と進めます!
道具とは何か?
道具とは何か、考えたことがありますか?
道具とは「道を具(ぐ)するもの」という話を、「道具は体の一部だから」という項目でしましたが、それだけではありません。
単に「必要なモノ」という意味だけでなく、「道を倶(とも)にするモノ」です。
道具の「具」に「人」を付けると「倶に」という言葉になります。
つまり、道具を人が持つことで、同じテニスという道を共に歩む存在になるということです。
これは、人に例えると仲間や親友、大人で言えば夫婦のような存在です。
このような存在が「道具」です。
昔の人々が道具を一生大切にした理由は、それを知っていたからです。
道具は、買い替えれば済むような、ただの「モノ」ではありません。
では、なぜそこまで道具を大切にしてきたのでしょうか?特別な理由があるのでしょうか?
次にお話しします!

道具って、人の同じレベルに扱うからこそ、価値があるんですよ!
その理由は、次です!
道具を大切にする本当の理由
強くなるためです。当然です。
道具を大切にすると、「自分の道具」のことが分かってきます。
ラケットにも個体差があります。
謙虚であればあるほど、自分の道具や自分自身のことが分かってくるのです。
道具のことが分かってくると、道具は体の一部ではなく、一心同体の存在となり、初めて使いこなせるようになります。これは人間関係とも同じです。
ラケットの先端のグロメットに石や砂が挟まるだけで、重さもバランスも変わります。
すると、感覚も変わり、それでは安定したパフォーマンスを発揮できません。
たった1gの違いでも、大きな影響を与えるのです。
これは人との付き合いも同じです。大切にすればするほど、理解が深まります。
さらに、道具を大切にする本当の理由があります。
それは、最後に書いておきます。ぜひ飛ばすことなく順番に読み進めてください。

道具を大切にしていると、謙虚さが育ちます!
これがまず一番始めに知る道具を大切にする本当の理由です!
謙虚さが大切な本当の理由


では最後に「謙虚さが大切な本当の理由」を、みていきましょう!
謙虚さは成長の一番の源
さらに強くなり、さらに上達するためには、謙虚さは欠かせないものです。
謙虚であれば、多くのことを学ぶ力となります。
なぜ謙虚さが大切かというと、本物と偽物の区別がつくようになるからです。
技術にも軽重があり、本物と偽物が存在します。
だから、あるコーチに教わっても全然上手くならなかったのに、別のコーチに教わると急速に上達することがあります。
これは、表向きには相性の問題だと言われますが、実際にはコーチとしての力量の差です。
謙虚であれば、教えられたことを正確に理解できるようになります。
すると、偽物の技術には矛盾があることが分かってくるので、本物と偽物を見分けることができるようになるのです。
だからこそ、「頭デッカチ」になってはいけないと言われます。謙虚の反対が、頭デッカチです。

謙虚って、自分は「まだまだ」だからと思う心だけではないんです!
本当の謙虚さがある人は、さらに先の領域へと進むことができます!
謙虚な選手ほど道具を大切にする
謙虚な選手ほど、道具を大切にします。
本当の意味で道具を大切にできるのです。
このような選手は、謙虚さから道具を大切にし、道具を大切にすることで、さらに謙虚さを深めていきます。
そして、やがてあることに気付く瞬間が訪れます。
では、最後に道具を大切にし続けた人がたどり着くところを、お話しします。

道具を心から大切にする選手は、謙虚さに磨きがかかります!
すると…
謙虚な選手ほど道具は…
強い選手は運を大切にします。多くのトッププロがルーチンワークを持っていますね。
これは、集中力を高めると同時に、験担ぎの意味もあります。
では、道具を大切にすることと、これがどう関係しているかというと、道具を大切にしていると、不思議なことに気付くのです。
ミスショットしたと思った時や、これは届かないと思った時に、ミスしなかったり届いたりすることがあります。
特に大切な場面ほど、こうした不思議な体験をするのです。道具を心から大切にしている人なら、誰もが体験することでしょう。
その瞬間、道具が助けてくれたんだな…と、気付きます。
昔、武士の時代、武士は刀を魂と呼んでいました。
彼らは戰場(いくさば)という究極的な状況で、命のやり取りをする中で、何度も不思議な体験をしました。
刀が命を救ってくれる体験です。
「やられた!」と思った時にやられなかったり、「しくじった!」と思った時に、相手を倒していたという体験を繰り返すのです。
彼らが自分の刀を異様なほど大切にしたのは、なくては困るからではありません。万が一なくなっても、現場で調達すればよいのです。
刀は自分を助けてくれる唯一無二の存在であり、だからこそ「魂」として大切にしたのです。ラケットも同じです。
テニスでも同じことが言えるのです。
これを運・実力・錯覚…色々な言い方ができるかも知れません。
しかし本当に練習に練習を重ねてきた選手は、自分の実力をよく知っています。
何が出来て、何が出来ないかよく知っています。
だから、本来出来ないはずのことが、重要な場面でできてしまった時、不思議な体験の何モノでもないことがわかります。

不思議な体験は、人に話しても信じてもらえません!
しかし、道具を大切にしている人全員が、この不思議な体験をします!
私はテニスでも体験してますし、特に鮮明なのは野球をしていた時です。
そのお話は、次の実話に書いておきます。興味があればぜひ!
まとめ【実話あり】
今回は、「道具を大切にする本当の理由」でした。
いかがだったでしょうか?
皆さんがテニスを通じて、人生が豊かになるように願っています!
あるプロ選手は、道具をまったく大切にしませんでした。
何度言っても聞きません。
結果どうなったか、まったく勝てずに選手生命を終えました。
体格にも恵まれ、サーブも早く、いくらでも勝てるチャンスがあったのにです。
このような選手を、小さい頃からいっぱい見てきたので、不思議でもなんでもありません。
そのレベルレベルで本当に卓越した選手というのは、道具を必ず大切にしています。
しかしテニスではあまり道具を大切にしている選手を見かけません。
つまり、誰でもチャンスがあるということです。
私の知っている人で、3人ほど本当に大切にしている人がいます。
一人は一般の人、一人は元プロ、一人はコーチです。
やはり三人とも尊敬に値するテニスの上手さです。
ある野球少年は、中学最後の大会に挑んでいました。
彼は一番ショート。
野球バカと言えるほど、野球しか頭のない少年でした。
この少年は、道具を本当に大切にしていました。
寝る時には、グローブとバットとボールを、毎日抱いて寝るほどです。
この大会の試合でピンチになります。
最終回一点差でリードしている場面。
2アウト1、2塁というピンチです。
1ヒットで同点、長打になるとサヨナラ負け。
リードしているので守備についています。
そのとき、サードの後方に打たれました。
サード後方のフライは、ショートかレフトが取るのがセオリー。
しかし、その上がったボールは、ショートもレフトも取れない位置。
どちらかと言えば、ショートが取らないといけないボールです。
しかし、その少年は、毎日休み無く練習していたので、わかってしまいました…。
ボールがサード後方にあがった瞬間、「これは無理だ…」と。
これが取れないと、ランナーは走っているので、同点は間違いはなく、下手をするとサヨナラ負けです。
だから、必死で走るしかありません。
そして、取れないとわかっているけど、腕を必死伸ばしました。
応援席から大歓声が上がります。
少年は、「ああ、相手チームの応援団が盛り上がっているな…」と思いました。
少年には、ボールが取れた感触が一切なかったからです。
応援席を見ると、盛り上がっている観客が見えました。
するとなんと、味方の応援が盛り上がっていたのです。
少年は不思議に思い、グローブを見ました。
そこにはグローブから半分出たボールが入っていました。
グローブが取ってくれたんだな…と少年は思いました。
道具を大切にしていると、このような体験を必ずします。
それを自分の実力だと思うのは傲慢です。そんな選手は近い将来必ず活躍できなくなります。
少年の中学最後の大会は、県で一番強いチームにも勝ち、優勝することができました。


すこしでも、皆さんのテニスライフと人生の役に立てたなら、これほど嬉しいものはありません。
もし、よろしかったら、感想や抱えている問題など、なんでも結構ですのでお問い合わせからご連絡くださいね!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!!