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【子どもに教えたくなる】挨拶が大切な一番の理由【誰も教えていない】

こんな人向けの記事です

・挨拶が大切な本当の理由が知りたい!
・子どもに挨拶の大切さをどう教えらいいの?
・挨拶は何のためにするの?

あなたが得られる未来

① しっかりと挨拶できる子どもを育てられる
② 子どもの心を育てられる大人になれる
③ 子どもに納得して挨拶の大切さを教えられる
④ 強い心をもてる・育てられる
⑤ 自信をもって挨拶の大切さを教えられる

ぐっど
ぐっど

こんにちは!ぐっど(@good__tennis)です!

『ぐっど』とは何者?

①はじめての教え子はプロ選手に。
②プロ選手の復調を複数人指導した経験あり、得意。
③本戦選手を多数育成。
④小学高学年から、コーチングをする。
⑤選手のメンタル強化も得意。
⑥公立の外部コーチの経験あり。
⑦プロ選手専属のストリンガーの経験あり。

私が3年以上教えたジュニア達は、高校生になるとテニスとは違う部活に入っても、
ほぼ全員が部長や副部長になります。


正直、これには驚きました。
大人しい内気だった子が部長になったと聞いて、大丈夫かなと心配になったり…。


部長や副部長だけでなく、プロ選手になった子もいます。
それは、テクニックと同時に、「基本」をうるさく教えたからだと思います。


「テクニック」は頭を納得させ、「基本」は心を納得させる。


心を納得させるところに、心を育てる重要な本質があると気付かされました。


心が育つと、幸せを感じやすい。
それは、心が納得すると「感動・感激」する心が育つから。


では、基本とテクニックの世界とは、一体どんなものなのか…
これから一緒に探検してみましょう!


今回は、『挨拶』についてです。

挨拶が大切な「テクニック」としての理由【5つ】

ぐっど
ぐっど

では、さっそく「あいさつをするテクニックとしての理由5つ」から探検してみましょう!

①コミュニケーションのため

コミュニケーションのために挨拶は大切だという理由です。
確かに挨拶をすると、会話にスムーズに入る「きっかけ」ができますね!


では、コミュニケーションを取りたくないと思っている人は、挨拶をしなくても良いのでしょうか?


人と話すのが苦手であれば、挨拶をする必要がなくなります。
子どもから、「人と話したくないから挨拶しない」と言われたら、困ってしまいます。


コミュニケーションのためだと教えると、子どもの心が健康に育っていくとは思えませんね。

②自分から心を開く

自分から心を開くために挨拶は大切だという理由です。
自分から挨拶をすると、人と打ち解けやすくなりますね!


では、心を開きたくないと思っている人は挨拶しなくても良いでしょうか?


自分から心を開くことを理由にすると、コミュニケーションのときと同じで、心を自分から開くことが苦手な子どもは、挨拶しなくても良いことになります。


無理やり自分から心を開きなさい!と教えるのも、強制してるようで、心を逆に閉ざしてしまうことにもなりかねません。

③人から好かれる

人から好かれるために挨拶は大切だという理由です。
この理由もよく分かりますね!好かれることもあるでしょうし、可愛がってもくれます!


私も小さいころは、挨拶をすると、人が笑顔になってくれることが嬉しくて、挨拶を何回もしてました。すると、近所の人など、可愛がってくれるんですよね!
人から好かれるために挨拶は大切だという理由も納得できます。


では、人から好かれることに価値がない子どもに対しては、この理由は納得できるでしょうか?


人から好かれたいとは思わないから…と言われたら、やはり困ってしまいます。

④人間関係がスムーズになる

人間関係がスムーズになるから挨拶は大切だという理由です。
挨拶されて、嫌な気持ちになる人は、ほとんどいませんね!


だからこそ結果的に、人間関係を構築しやすいのもよく分かります。その通りだと思います。


では、人間関係を構築したくない相手(誰とも分からない人など)とは、挨拶しなくても良いのでしょうか?
現在、教えている理由を考えると、「しなくて良い」という答えが返ってきそうです。


本当にそうでしょうか?
たとえば、苦手な先生がいたとします。


人間関係を構築したくないから、先生に挨拶しなくても良いでしょうか?
先生には、「挨拶するのは当たり前でしょう!」という答えが返ってきそうですね!


あれ…でもおかしくないですか?
人間関係を構築したくない人とは、挨拶しなくても良いのに、苦手な先生とは人間関係を構築したくないのに、挨拶するのは当たり前という教え方は、子どもは心から納得できるのでしょうか?

⑤自分の意見を言いやすくなる

自分の意見を言いやすくなるという理由は、今までの理由にあった「人間関係ができる」や「コミュニケーションのため」という理由が関係しているからだと思いますので、結果的に意見を言いやすくなるのも分かりますね。


これも自分の意見を言えない・言いたくない子どもには、挨拶をする理由がないことになりませんか?


子どもの性格や個性はさまざま違います。

テクニックとしての理由は大切だけど心を育てない

つまり、テクニックとしての理由は、頭ではものすごく納得できるんです。
しかし、心から納得できない。


子ども心に質問責めにされると、大人としてどう答えていいか分からなくなります。


では、挨拶をする心から納得できる理由があるのでしょうか?
しかも、子ども達全員が納得できる答えなんて存在するのでしょうか?

れく
れく

基本としての挨拶の理由って、子ども達全員が納得できるのかな…

挨拶が大切な「基本」としてのたった1つの理由

ぐっど
ぐっど

今から話す基本は、他では誰も話していない内容です。
子ども達の顔を思い浮かべながら、読んでみてくださいね!

では、「基本」を探検してみましょう!

挨拶の一番大切な理由は「自分を敬するため」

挨拶が大切な一番の理由は、「自分を敬するため」です。
どういう意味なのか説明していきます。


子どもに挨拶を教えるとき、
「相手を敬すると同時に、自分を敬するために挨拶はするんですよ」
と教えてあげてください。


分かりやすくいうと、
相手がどんな人だろうと、しっかり挨拶ができている自分を褒めてあげてね、と教えます。

子ども自身が、自分を心から褒められると、子どもの自己肯定感がグーンと育ちます。

語弊を恐れずにいうと、
挨拶をする相手が、尊敬できない相手であればあるほど、しっかり挨拶ができている自分を誇りに思えるようになります。


この自分で自分を褒められるものがあるということが、子どもの心を育てます。
親や人から、いくら褒められても、自分で自分を褒められないと、子どもの心は育ちません。
逆効果になることだってある。


つまり挨拶とは、
自分を自分で褒められる一番身近で簡単なモノなんです。


だからこそ、子どもに一番に挨拶を教えるんです。
「いただきます」にしても、「ごちそうさまでした」にしても、ちゃんとした理由があります。


しっかり言えている自分を、人に褒められるのではなく、自分で自分を褒めるように教えてあげると良い。


自分で自分を褒めるためには、「いただきます」という本当の理由を知らないと褒められません。
だから、本当の理由である「動植物の命をいただいて、自分の命になってくれることに、感謝しながらいうんですよ」と教えると、子どもの心は勝手にどんどん育っていきます。

ぐっど
ぐっど

自分を自分でただしく褒められるようになると、顔つき・振る舞いが変わってきます。
言葉にだして挨拶するのが苦手な子には、ただしいお辞儀を教えてあげるとよいです!

敬する心が育つと自尊心が育つ

自分を自分で褒められるようになると、自尊心が育ちます。

今でいうと、自己肯定感が育つわけです。

実は、この自尊心・自己肯定感を育てるのにも、「テクニック」と「基本」が存在します。


「テクニック」として自尊心・自己肯定感の育て方は、親や人から褒めてもらうことです。
人から褒めてもらったり、味方であると伝えられたり、努力や頑張りを認めてもらったり…は、テクニックです。


いくら親や人から褒められても、自分で自分を褒められないと全く意味がないどころか、逆に何もわかっていない親や大人に対して不信感を持ち、害になることだってあるので注意が必要。


「基本」としての自尊心・自己肯定感の育て方は、自分を自分で褒められるようにしてあげることです。だからこそ、まず挨拶や簡単な礼儀から教えて、自分で自分を褒めることを教えてあげる。


すると、どんどん自尊心・自己肯定感が育ち、人に迷惑をかけるような子どもにはなりません。


お兄ちゃんやお姉ちゃんが、もの静かで立派な人に育ちやすいのは、弟や妹の面倒を見たり、思いやったりする自分を自分で褒めているからです。


また弟や妹が、立派なお兄ちゃんやお姉ちゃんや親を真似ることで、立派に育っていくわけです。
つまり好循環を生んでいくんですね!

ぐっど
ぐっど

もし褒めるなら、子どもが心から納得できる「褒めどころ」を褒めるとよいです。

とは言え、自分以外の環境に影響されない強い子どもに育てるには、人からの影響を受けない「心」を育てることです。その過程で、「和の心」も育っていきます。

自尊心が育つと生産性があがる

自尊心(自己肯定感)が育つと、テニスをするにも勉強でも「自分ならできる」という自信をもってとりくめるようになります。

つまり「生産性」があがります。

チャレンジすることを恐れない。慎重にはするけど、恐れはしなくなる。
自分に自信がつくと、何をどうすればよいか、自分の答えをみつけようとするからです。


つまり、自分の頭でしっかり考えられるようになります。
「考えて答えをだす」という練習を何回も繰り返すことで、心が育っていきます。


考えるのは「頭」ですが、答えは「心」でだせるようになるからです。
この「心で答えをだす」ために、「一番の理由」を教える必要があるんです。


今回でいうならば、「挨拶をする一番の理由」を教えると、テクニックではないもっと大切な基本というものがあるのだと子どもが気づくわけです。


すると、生産性向上よりも、さらに大切な「あるモノ」を得ることができます。
その「あるモノ」は、次にお話しする「子ども自身で自分を守れるようになる」です。

自尊心は自分自身を守れるようになる

何から守れるのか…


まず第一に、犯罪から子ども自身で守れるようになります。
知らない人には付いていってはダメだと教えるだけでいい。その理由を自分で考えるようになるからです。


すると、知らない人に付いていくのは、危険であると子ども自身が答えをだし、納得したうえで対応するので、「あれもダメ、これもダメ」と教える必要がなくなり、「危険だと思えるモノ」を「してはいけない」と判断できるようになります。


第二に、「心を守れる」ようになります。
実は、これが一番大きい大切な理由。

つまり、困難な問題や壁にあたっても、負けない強い心を育てます。

テニスをするにも、人生を歩んでいくにも、どれだけテクニックを使ってうまくしようと思っても、難しい問題や壁は必ず子ども達に襲いかかってきます。


子どもに対して、小手先の言葉で元気づけようと思っても、子どもはすぐに「大人の心」を見抜きます。


子どもは、親や大人が思っている以上に賢いです。
子どもに教えるというのは、親や大人が「一番大切な理由」をどうしても知っている必要がある。


よく私は、なぜジュニアに好かれるのかと聞かれます。
それは、「一番大切な理由(本質や心)」を大切にしているからだと思います。


あとは子ども達が勝手に本質を知ろうとする、考え答えをだしていく。
つまり「自立」、本当の「独立」をします。テニスにも人生にも、大切な要素ですね。

ぐっど
ぐっど

子どもは小手先のテクニックを、少し時間がかかってもすぐに見抜きます。
基本である「一番大切な理由」や「心」を持って、接すると子どもは心から納得してくれます。

あいさつができると強くなれる

ぐっど
ぐっど

では、次「あいさつができると強くなれる」です!

挨拶は心を強くする

挨拶の一番大切な理由(自分を敬するため)を知った子ども達は、自分の心を勝手に育てていきます。
あとは、いろいろな経験をさせるだけです。

つまり、子ども自身で心を育てられる土台を作ってあげてから、いろいろな経験をさせてあげる。

それが、本当の「しつけ」です。
「しつけ」という漢字は、「」とかきます。つまり身を美しくする。


心が育つから、身が美しくなるわけです。
テクニックでは、立ち振舞いをよくしようとします。確かにそれも大切です。


しかし、「すべては心から始まる」と言われるように、心からスタートする方が近道です。
すると、あとは経験していくだけですから、どんどん心が強くなっていきます。

テニスも強くなれる

心が強くなると、テニスも強くなっていきます。


私の教え子でも、一回戦も勝ったことがなかった子が、私のところに来てすぐに本戦にあがった子がいます。


「一番大切な理由」を教えると、子どもが勝手に強くなるんです。


勉強を一切しなかった子が、勉強をするようになった子もいます。
「勉強をする一番大切な理由」を教えると、勝手に子どもは勉強するんです。


子どもが言うことを聞かない・勉強しない・テニスが強くならない・メンタルが弱い…
原因は、子どもではありません。

ぐっど
ぐっど

子どもに反省を教えたいなら、まず反省する「一番大切な理由」を知り、反省してるところを見せる。
すると、自然と反省できる子どもに育ちます。

つまり、すべてにおいて「子どもは親の鏡」…いいえ、「大人の鏡」なんです。

まとめ

今回は、挨拶が大切な理由でした。
いかがだったでしょうか?


挨拶は、「自分を敬する」ことが、一番の理由です。
これは、昔の書物にも書かれています。


ぐっどブログでは、「テクニック」と「基本」のどちらも解説して、「基本」があるから「テクニック」が活きてくることを解説していきます。


怪我の治した方(体について)・技術の基本とテクニック(技について)・心を育てる(心について)にカテゴリを分けて解説していきます。

ぐっど
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